人間失格
ブログ界隈ではもうかなりの話題のようで「人間失格 表紙」でGoogle検索したらわんさか出てきました。それだけ衝撃だったということですね。
私は上記のえっけんさんの記事で知った訳ですが、まず思ったことといえば、「『人間失格』ったら、太宰治ですよ。宮沢賢治とは別の意味で土くさいこの作家の表紙に、小畑健のイラストとは…」ということ。夜神月もどきのこんなスマートな男子高校生じゃ、イメージが違い過ぎるんです。これで「 恥の多い生涯を送ってきました。」って…こんなんじゃダメダメダメダメー!
「人間失格」だよ?
中学高校のクラスに、必ず一人や二人いる、世間を知ったような顔をしたメガネ君が「今のオレは本当のオレじゃない。誰もオレをわかってくれない」とかなんとかぶつぶつ呟きながら、「ハタチになる前に死んでしまいたい」などと妙な死への願望を抱きつつ、実は絶対死なないようなヤツが、その題名に惹かれて思わず手にとって、寝る前に読み始めちゃう本だよ?
もう見透かされたような気分で顔が真っ赤になりましたが、そういう小説なんですから。
でもね、この年になって改めて手に取ってみたいと思い始めていた頃でもあるんです。
はて
今回、太宰の遺族はどう思っているのでしょう。
野島伸司脚本のテレビドラマ『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』は、当初『人間失格』だったのが、太宰の遺族の申し出で、「・」と「副題」が加えられたというエピソードがありました。今回のような表紙絵には異議申し立てはないのでしょうか。
私が遺族だったら、むしろこっちの方に違和感を覚えるけどなぁ。いや、部数が伸びて「作品」がとにもかくにも読者の手に渡ることが大事か……うーん、悩むなぁ。いや、遺族じゃないからアレなんですけど。
Amazon:人間失格 / 太宰 治
- at 16:55
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