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sugar pot : 平山 夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』

ほろ苦い夢のかけらのおすそわけ

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平山 夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』

2006年10月27日(金) コメント:0 トラックバック:0

ここのところ、とんと本を読まなくなっていたのですが、この本のタイトルをどこかで目にして心に引っかかり、表紙を目にするとさらに気になり、手に取りました。

いくつかのレビューに「万人向けではない」と書かれるように、この短編集は、ひとによっては不快でしかないような表現を取っています。が、それは必然と感じられ、また、その表現に酔い痴れることができる話の数々です。

この短編集の中でもっとも酔ってしまったのが『Ωの聖餐』という作品です。倫理的に許されざる行為についてこれでもかという描写がなされていますが、その描写は実に酷い。凄惨であり、グロテスクであり、気持ち悪く、傷ましく、哀しく、反吐が出そうです。

その世界にあそぶことで、手前に戻ってきたときに、今自らが置かれている場所の「凄惨さ」「グロテスクさ」「気持ち悪さ」「傷ましさ」「哀しさ」も思い知らされます。

しんしんと心にしみるのは、『Ωの聖餐』は、そこのマンションの一室の出来事のようであるし、『C10H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』も、『無垢の祈り』も、どれも、ごくごく身近な風景に感じられることです。


独白するユニバーサル横メルカトル独白するユニバーサル横メルカトル
平山 夢明 (2006/08/22)
光文社
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  • 『C10H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』
  • 『Ωの聖餐』
  • 『無垢の祈り』
  • 『オペラントの肖像』
  • 『卵男』
  • 『すまじき熱帯』
  • 独白するユニバーサル横メルカトル』
  • 『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』
#631
カテゴリ:101 インターネット(www)

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