報道の責任
先日の「Google AdsenseがFC2ブログ全体で表示されなくなった件」については、ヤフーニュースやITmediaNEWSなど、いくつかの大手メディアで取り上げられたようです。「誰でもブロガー、誰でもアフィリエイター」の時代、「どこのブログでも起こりうる問題」ならなおさらのこと、この件にかんする興味関心は高いでしょう。ところが、Google Adsenseが再度表示されるようになった現在、それについての続報がありません。表示されるようになってかなりの時間が経過してなお、「表示されない」という記事がアクセス上位にランキングされているという事態に、David the smart assの出人さんはこう指摘します。
こんなにユーザーが関心があることであるのなら、その経過をきちんと追跡し、復活したときにはそれを記事にして読者に知らせてこそその価値があるのではないのだろうか。それがニーズに応えるということではないのか。
もし、あるサービスの停止や不調をだけ報道し、その回復を報道しないとしたら、それは非常に不十分な報道である。恣意的になされるとしたら暴力にさえなりかねない
どんな記事でも初報はセンセーショナルなことが多く、多くのひとの興味関心を引きやすいものです。けれど、たいせつなのは続報です。報道したことにその後大きな変化があれば、それを続報で入れるべきです。それがなされないというのは、報道の責任を果たしていない、ということになります。
今回の件は、Googleは予想通り沈黙ですし、FC2からも現在のところ何もインフォメーションがありません。そのような状態ですが、少なくとも「Google Adsenseが表示されるようになった」と続報は入れられるはずですから、これをしていないのは怠慢であり、出人さんの指摘するように「恣意的な報道」と取られてもしかたないでしょう。
そのようなことが続けば、読者の信頼はいずれ失われます。これはインターネット上に限りません。目新しい出来事に飛びつくだけ飛びついておいて、その後の動向の報道に責任を持たないとしたら、覗き見以外の何ものでもありません。単に覗き見的な心情を煽るのではなく、一体何が起きていて、どういう意味を持っているのか、読者がそうしたことを考えられるような程度の情報の提示は期待したいものです。
- at 04:57
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