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ほろ苦い夢のかけらのおすそわけ
2005年10月10日(月) コメント:6 トラックバック:1
ふと、思った。
親切とは、自分の期待通りに相手がやってくれることだろうか?
もちろん、相手の気持ちにそうということも大事だろう。でも、それ以前に、そのひとは、相手の気持ちにそっているだろうか?自力でできることをしないでおいて、ひとにすべてやってもらいたい、となってくると、そうは言えない。
サポートフォーラムでは、回答者のかたがたが折りにふれて「検索してみましょう」と書き込んでいる。それは、
インターネットの世界は、性別も年齢も職業もスキルも関係ない。それらは言い訳にならず、あるのは、自分が書き込んだ文章、アップロードしたファイルだけである。すべては自己責任。
ステキなインターネットでは、分からないことを気軽にほいほいと教えてくれる親切なひともたくさん居る。けれど、だからと言って、何でも聞けば済むと思っていては誤りだ。
時間がなくて自分で調べられないのなら、「それは諦める」か「その労力を対価を支払って手に入れる」のが一般的だ。日常生活ではそうしているのに、ネットになると「諦めないで、無対価でそれを手に入れよう」とするのは何故なのか。
そういえば、「サポートフォーラムなどで質問して回答を得ること」を「自分で調べる」だと思っているひとも多い、という記述を見たことがある。フォーラムで丸投げの質問をしておいて「今調べています」とご自身のブログに書いてあるのに違和感を覚える、というのも読んだことがある。
他人の回答を待つのは「自分で調べる」ことにはならない。自分で「検索」したり本を買ってページを繰って調べて、尚かつ分からないときに利用するのがフォーラムや質問掲示板の類いであって、最初からそこに丸投げするのは「自分で調べる」ことにはならない。
テンプレートやcgiなどの場合、作者に質問が寄せられることもある。実際に使用してみないと分からない不具合にかんする報告や質問なら、作者は喜んで対応してくれるだろう。ブラッシュアップがはかれるからだ。けれど、ちょっと調べれば分かるだろうHTMLの簡単な質問に追われる図は、作者の望むところではない。そんなことで時間を取らせて、良いテンプレートやcgiが生まれなくなったら、それは損失だよ。
インターネットで簡単な情報を得るだけなら、さほどの知識は必要ない。極端な話、ブラウザの最小限の機能のつかいかたさえ知っていれば良い。が、ひとたび、自分で発言するとなったら、必要な知識は増える。「自分のプライバシーは自分で守る」などの、ごくごく基本的なことだ。そして、ブログを持つなどウェブサイト管理人となり情報発信者となったら、必要な知識は更に増える。なぜ必要になるのか?それは自分で責任を負わねばならないからだ。
では、それらの知識は誰が教えてくれるのか?お答えしよう、教えてもらうのではない、得るのだ。良質な情報は目の前に沢山転がっている。「検索」という手法がそれらを手にする手段である。良質と見せかけてそうではないものもあるので、ひとつを鵜呑みにせず、いくつか調べて判断する、ということも必要だ。「絶対的なものはない」くらいに認識しておいたほうが良い。
そんな時間はありません、という場合は、ウェブサイト管理人にならないほうが無難だ。が、ブログは、多少知識が少なくてもできるツールだ。FC2ブログなら最新の公式テンプレートを選び、カスタマイズなど考えず、ただ記事を淡々と書いていくなら、さほどの問題はない。ひとの掲示板に書き込むときの常識に加えて、トラックバックなどのブログ特有のツールにかんしての知識を備えている程度で大丈夫だろう。それ以上のことを望むから、それ以上の知識が必要になる。
自分に何ができるか、何ができないかを知ることも大事なのだ。
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コメント(-6件)
私も似たような事を考えた事がありますが、大抵の場合は「検索して調べる、解決できる」というその方法すら思いつかない人だからこそ質問してるんだろうなぁと思っています。そういうわけで、私的には「検索しましょう」ではなく「検索したらこんなのがありました」と探してきてあげつつ、こうやって検索すると解決できるんだよということを教えてあげるという方針にしています。
また、似たような質問が増えない方が…というのも一理ありますが、同時にネット上の情報にはどうも多くの場合賞味期限があるような気がして、私自身、例えば1997年の書き込み(技術的情報)を読んでも信頼性には大いに懐疑的扱いをします。そういうわけで、常に多くの人に書かれ続けている同じ事柄については信頼性の向上という良い面もあるのかなぁと考えています。
hal*さん、そうですね。私も同様。「検索することの手がかりすら分からない」場合を考えて、手がかりを差し上げるということを念頭に置いています。「FC2の歩き方」ではその「手がかりを得る」場所もつくっていますが、どうも「手がかりを渡す」だけでは不親切の範疇に入れられることも多いようで……。丸投げして回答が返ってきてそのまま丸写ししてうまく動いた、やったー!という即効性が人気なのは、気持ちとしては分かりますが。
数時間前の、同じページに並ぶ質問と同じ質問がされているのを見ると、やはり「まず検索」というのは口を酸っぱくして言わねばならないことなのかな、とも思います(自分を振り返っても、ビギナーさんには「検索」ということが思いつかない時代もありますし、問題が起きてパニックして忘れてしまうことも。)し、それを見て質問せず苦労して解決しておられるかたの存在をおもえば、「サポートフォーラムは個別サポートの場所ではないのですよ」というのも時折示したほうが良いのではと思う次第です。
質問の賞味期限の問題、なるほど、そういう視点はありませんでした。たしかに、古い情報は技術的な者の場合特に情報としての価値が落ちている場合が多いですものね。
FC2ブログの現在のサポートフォーラム(2005年4月〜)が頭にあり、現状でこんなに増えてどうするんだろう、これでは「検索してください」も言いづらい、という点からの発言でした。読まれにくいとは分かっていても、FAQの整備や、時折、管理側で整理するなどの対処が必要なんでしょうね。
検索してみましょうとか、ちょっと口煩く聞こえるような事って言い難いですよね。情報の賞味期限もそうですが、気分的にも。『情報の真偽(良し悪し・信頼性)を判断する力』も養って貰うという風に考えれば、時には丁寧に解説し、時には突き放すというバランスが必要なのかなと思いました。それは個人レベルではなくて、そのフォーラムで回答している方々のスタンスが多様ならば実現されている事でもありそうです。
それから、例え意地悪だとか不親切だとか思われたとしても本当に質問者の事を考えているのならばそれで良いのではないかと思います。直ぐにそのまま動くサンプルが欲しい質問者には煙たがられるかもしれませんが、「お母さんは貴方の為を思って言っているのよ」「僕の為だって言うんなら僕は勉強しない方が楽しいんだけど」みたいなものなんじゃないかなと思ってみたり。
そう言えば少し前に『Google博士に訊いてみよう』という記事を書いたので、悩んだのですがトラックバックさせて頂きました。過去ログについては触れていませんし、Google限定のお遊びですが、もう少し洗練されれば「検索してみましょう」と言う度に言い訳がましく説明を付記しなくて良くなるし、不親切だとか意地悪だとか思われないようになるかなと思うのですが、なかなか難しいものです。現在のレベルで実践的かどうかは不明です。
くだんのページ拝見しました(マナー云々のページは拝見していたのですがここは初めて)。
結局「検索しろ」と言われるのが厭なひとには更に嫌われそうですね。読むところが多いので。でも、しつこくこれをされたら「検索したほうが早い」と思われれば、願ったりかなったり(?)。
元リンクも当たって、文言など考えてみて、自家用につくってみたいと思います。
サポートフォーラムを参考にさせていただいてる者としては、
回答者の方々にはいろんな意味で頭が下がります。
知識という意味でも、
質問者に合わせた対応をいろいろ考えてくださってるという意味でも。
ところで最近、質問を読んでいて違和感なのが、
回答を急かされる方が割に多いんだなぁ、ということ。
サーバ障害時のヒートアップにもビビってますが、
なんだろう、耐性が低いというか、ブログ依存が高い、というか…。
「助けてください!」って質問も、
いや、死ぬわけじゃないし、ってなだめたくなります(^_^;)
ま、ブログ放置状態の私だからそう思うのでしょうが。えへへ。
おっしゃる通りだと思います。直接「早く回答してください」とおっしゃるかたもおいでて、「いや、そんなに急かされても。」と思うこともしばし。早く回答できるような質問なら、検索して見つかるような簡単な質問だろうし(実際私の回答のほとんどは、実は道案内だったりします)。
>いや、死ぬわけじゃないし
パニック状態なんだろうな、とは思います。元に戻せばいいんですけど、思いつかないんでしょう。いや、まぁ、実際、私も画面が大幅に崩れたり、真っ白になったりしたら、「うひゃぁ、こりゃどうしたらいいんだ!」って一瞬焦りますけど。
そこで、「元に戻してみよう」「検索してみっべか」と思いつけるかどうか、というのは、ある程度、経験が物を言う世界だと思います。最初は誰でもビギナー。ただ、いつまでもビギナーに甘んじるのはどうかな?とは思います、カスタマイズしたいのであれば、ね。