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sugar pot : Gのスペシャル攻撃

ほろ苦い夢のかけらのおすそわけ

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Gのスペシャル攻撃

2005年05月02日(月) コメント:2 トラックバック:1

恐らく私の記憶の中でも最も古い記憶のなかのひとつである。

私は怖いもの知らずだった。あいつが飛行するという知識はなかった。廊下のはじにあいつを追い詰めた私は勝ち誇っていた。その次の瞬間、幼い私は恐怖にまみれ、尻もちをつき、大声をあげて泣いていた。追い詰められたあいつは、あろうことか私に向かって飛んできた。

人生最初の屈辱を味わった私は、以来あいつを天敵と見なすことになる。

次のあいつのスペシャル攻撃は、10代後半の頃だった。夜更かしの私はその日も夜遅くまで起きていた。

「喉が渇いたなぁ・・・何か飲むかな」

自室を出て、階下に下り、私は台所の冷蔵庫の中からジュースを取り出した。バヤリーズオレンジだったか。

「えーと、栓抜き、栓抜き」

台所の栓抜きの入っている引き出しを開けた次の瞬間、夢見る乙女は凍り付いた。声にならない声を上げた。引き出しにはあいつが潜んで居たのだった。

いきなり引き出しを開けられてあいつは、動転したのか、あろうことか引き出しを出て、よりによって、私の、私の色気のないジャージのズボンの中に入り込んだ。想像がつくだろうか。そのときの恐怖と言ったら。並みのホラー映画など比較にならない。私は引きつけそうになりながらも、その場で慌ててジャージを脱ぎ、風呂場に駆け込んだ。

深夜、半泣きになりながらシャワーを浴びる若い女。屈辱にまみれた、私の第2の記憶である。

最後の記憶は一人暮らしを始めて間もない頃。

四畳半一間の部屋には備え付けの姿見があった。深夜目が覚めた私は、鏡にうつった自分の顔に何か黒いものがあるのを発見した。あいつだ・・・。過去の二つの記憶が鮮やかに脳裡に蘇り、恐怖はピークに達した。

幸いなるかな、あいつが居たのは、私の実質的な顔の上ではなく、鏡にうつった像の上であった。うつろな意識から覚醒した私はそれを確認し、右手に殺虫剤の缶を手に取った。

最後の記憶から更に時間を経て、現在の住まいではあいつの姿を見ない。しかし、決して油断をしてはならない。人類よりも早く地球上に現れ、驚異的な生命力で今まで種を続けてきたというあいつのこと、いつどこに現れるか。
あいつとの闘いはまだ終わらない・・・。

dev deveを読んでよみがえった過去の記憶をなぞってみました・・・。

#39
カテゴリ:016 日常の風景

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コメント(-2件)

テキトー人間:無題

コメントありがとーございました。
「・・・なかま・・・」ってかなり意味深だったけど(笑)
ゴキには気をつけないかん!!奴は嫌われ者にもかかわらず人間の身近に住みたがりますからね!!

  • 2005年07月05日(火)10:37:52
  • URL
sugar:突然

失礼しました。
でも、似たような体験でこの感覚は共有できるかと思ったんですよ(笑)。

  • 2005年07月06日(水)09:49:02
  • URL
  • 編集
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トラックバック(-1件)

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気をつけろ!

アスキーアートはあまり好きではないのだが、そしてこれは見ない方が良いと思うのだが、見てしまった私としては「誰かに見せてやる!」と思ってしまったのでご紹介。超キモイAA関連記事(後で見てね)

  • 2005年05月10日(火)01:58:10
  • from sugar pot

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