ブログのテンプレートが崩れて見えないとき 〜受け手は受け身ではない
cssの設定が原因で、レイアウトがひどく崩れて読めないといった場合、どうすれば良いか。css直してくれないかなぁ。そんなことを思いながら、どうしても読みたいものはソースから読んだりしていたものだが、非常に読みづらい。
そんなとき、FC2ブログではテンプレートコンテストの全作品感想集でもお馴染みの徳保隆夫さんの『趣味のデザイン』をブラウズしていて、次のような文章に行き当たった。
目から鱗だった。2003年03月05日の文章であり、2005年6月の現在、「時期早尚」とはけっして言えなくなっているが、この、「cssを読み込むかどうかは読む側で選択できるものだ。そのcssがイヤなら、cssを切ってしまうか、ユーザースタイルシートを使えば良いのだ」というくだりに衝撃を受けた。SSでデザインする人は、UAの対応とか考えなくていい、というのが本来のCSSデザインの利点 (『CSSデザインは時期早尚か?』より)
直接引用させていただく。
ブラウザにそういうメニューがあるのは知ってはいたが、今まで使ったこともなかった。本来、ファイルはhtmlで規定され、その見てくれをcssでやっているのだから、htmlで素のまま(厳密にはそうではないが)を読めばいい。当たり前のことなのに。サイトの見た目は閲覧者が決めるべき、というのが私の意見です。製作者のいいなりになっている閲覧者は情けないです。文字サイズ固定は許せない、とかね。そんなのCSSでやっているに決まっているんだから、CSSを切ってしまうか、ユーザスタイルシートで上書きすればいいだけの話ですよ。CSSデザインのいいところは、閲覧者さえ賢ければ、製作者の用意したスタイルを全部なしにできるところなんです。だから逆に、CSSでデザインする人は、UAの対応とか考えなくていい、というのが本来のCSSデザインの利点です。
かつてwebページはかなり可変性が高かった。ウインドウサイズを広げれば、広げただけ文書幅も広がるのは当たり前だった(ここで最初に選んだテンプレートはそれが気に入って選んだ)。それが、見た目重視、送り手(そのwebページの作り手)の意図といったところで、どんどんと固定化されていく。
送り手が主張するのと同じくらい、受け手も自分の主張をすることができる。そのひとつが、cssを外したり、ユーザースタイルシートを適用したりという方法であり、それによって、送り手と受け手は対等の立場に位置すると言える。必ずしも送り手の意図に従順でなくても良いのだ。
もちろん、すぐれたテンプレートにはうっとりするし、テンプレートの作り手のメッセージを直接感じるのは心地よい。その一方で、「読めない」ものが存在するとき、ストレスを感じなくても良い方法がここにある(とりあえずは読める=最低限のものは伝わる)。
どのOS/ブラウザでも意図したとおりのものが再現できるのもいいが、そう考えると、OS/ブラウザの選択やcssの取捨選択で自分の意図が反映できるのは、悪くないと思えてきた。
(独白)というわけで、「cssを外して自ブログを見てみる」・・・のはまだ怖くてできません。「ユーザースタイルシート」を適用してちゃんと読めるのも、htmlがしっかりしていて、こそ。・・・精進します。
- at 16:29
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