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sugar pot : 【インターネットと子ども】初等教育に、IT教育は必要か?(修正)

ほろ苦い夢のかけらのおすそわけ

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【インターネットと子ども】初等教育に、IT教育は必要か?(修正)

2005年06月19日(日) コメント:12 トラックバック:5

Unbenannt -名 称 未 設 定-のStrahl/Reeperさんの記事、その前にやる事があるだろう・・・で、総務省が「小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームページ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた」というのを知った。


提示されている読売新聞の記事より。

研究会は、ブログや知人同士が意見交換する「ソーシャルネットワーキング(SNS)」の普及で、個人レベルの情報発信が急増し、「企業対個人」「発信者対受信者」といった社会構造まで変えつつある、と分析。その一方で、インターネット関連の知識格差が生じている、と指摘した。

報告書はこうした現状を打開し、IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だと主張。あらゆる子どもが自分のブログを持つのが効果的だ、と力説した。

子ども1人1人がブログを持つには、校内コンピューター網(LAN)を整備したり、ブログのサービスを購入する費用が必要になるが、総務省は「すでに存在する自治体への情報化支援策などを活用することも可能。必要なら特別の予算を組むことも検討したい」とやる気満々だ。

研究会というのは「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)だそうだが、こんなことではしゃがないで欲しい。

Strahl/Reeperさん曰く

子供には「インターネットに意見を発信する事」より先に、家庭における躾の一環として「議論的な話し合いの方法」を覚えて欲しかったりする。

実は、私も同感で、また、なぜ、いきなり、無差別広範囲への発信なのか?と書いたのだが、記事にはインターネットへ公開するとは書いておらず、校内のイントラネット内でそういう教育を行う、という憶測もできるのではないか、とのご指摘をいただいた。改めて冷静になって読んでみると、たしかに、インターネット上に公開するとは書いていない。

しかし、最初に書いた文章(最後に提示)と、私の考えは変わらない。

子どもなら、家庭や家庭や学校で、身近なひとたちと文章をやりとりして、そのひとたちとの関わりを深める方が有効ではないか。昔から学校で行われている「先生、あのね」といった作文指導をもっと進める方がよろしいのではないか。あるいは、身近な祖父母や友人に手紙を書く、学級新聞や家庭新聞をつくる、などはどうだろうか。そういう等身大の文章を書くことをおろそかにして、基本的なコミュニケーション能力は養えない。 そしてその育成に、果たしてパソコンというツールは必須だろうか?

人材はどのように確保するのか、メンテナンスはどうするのか、情報漏洩へのきっちりした対処はできるのか(ひとが介在する以上、絶対ということはない)、など、わざわざ予算をかけてする割には費用効果は大きくない、むしろ、リスクの方が大きい。基本はノートと鉛筆、黒板と教師。とくに初等教育はそれで良いと思うのだがいかが。

また、個人個人がブログを持ち、という個人単位の考え方も気になる。学級新聞は、個人個人が書いた記事や絵を持ち寄り、貼り合わせてつくるが、ブログ作成で、そこまでつなげる学習を展開するには、教師の力量も、時間数も、相当必要だ。ならば、アナログな学級新聞をつくる方が良い。そういう作業こそ、子どもたちにはもっと経験してほしいと思うものだ。

研究会が指摘するように、インターネット関連の知識格差はたしかにあるかも知れない。家にパソコンを持ち、ホームページを作る小学生も居れば、パソコンなど触った事もないという小学生も居るだろう。が、それは、初等教育の段階で、そんなに重要視しなければならないことだろうか。ほかにたいせつなことはいくらでもある。ただでさえ忙しい子どもたちに、負担を強いてまで行うことだろうか。(パソコンという「おもちゃ」があれば、たとえ指導力の乏しい教師でも、子どもが興味を持って取り組めるというのなら話は理解しやすいが、それはそれで情けない話であり、お金をかけるところが違うだろう、と言いたい)。

初等教育ではもっと基本的なことを学習してほしい。それがあれば、パソコンの使い方や、ITリテラシーなど中学以降で充分と、言い切ってしまおう。それは、格差に目をつぶるのではなく、格差を小さくするために、基本的な学習面での体力を養うべきであろう、ということだ。

ご指摘を受けてから書き直しました。以前の文章は以下の通り。

Strahl/Reeperさん曰く子供には「インターネットに意見を発信する事」より先に、家庭における躾の一環として「議論的な話し合いの方法」を覚えて欲しかったりする。私も同感である。

それ以前に、なぜ、いきなり、無差別広範囲への発信なのか?それが疑問だ。

子どもなら、家庭や学校で、身近なひとたちと文章をやりとりして、そのひとたちとの関わりを深める方が有効ではないか。昔から学校で行われている「先生、あのね」といった作文指導をもっと進める方がよろしいのではないか。あるいは、身近な祖父母や友人に手紙を書く、学級新聞や家庭新聞をつくる、などはどうだろうか。そういう等身大の文章を書くことをおろそかにして、基本的なコミュニケーション能力は養えない。

現在インターネットにつないでおられる皆さんならお分かりだと思うが、不特定多数のアクセスしているこの場所で、コミュニケーションするのは非常に難しい。だからこそ幼いうちから、とこの研究会は主張したいのだろうが、基本的な身近なひととの関わりを深め、そこで基本的なコミュニケーション能力を養ってこそ、その次のステップに進めると思うのだ。

プレゼン能力に至っては、更に、である。

インターネット関連の知識格差をいう前に、もっと重要視しなければならないものは多いはず。インターネットにつながなくても、死にはしないが、自分のすぐ周りのひとたちと関わりを持てなければ、生きていくのはかなりつらい。(極論すれば、この提言は、ひきこもり養成を薦めているのか?ということになる。)

遠くを見て足下をすくわれるようなことになってはならない。

#174
カテゴリ:011 子ども

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コメント(-12件)

:積み上げてからでなければ

>遠くを見て足下をすくわれるようなことになってはならない
同意です、激しく。
今はありませんが、以前は私のホムペに「小学生にネットをさせることに反対している理由」というものを書いていました。
小学生はまだ不特定多数との関わり方や友好的な交渉術、自己管理能力というものが備わっていません(というか備わっている子供なんか可愛くありません)。
オフの地盤がしっかりしているからこそ、オンの世界に立派な城を築けるっていうのは、大人でも子供でも変わらないことだと思います。
ファミコン普及期のように
「お前んちパソコンねえの?だっせ~」
なんておガキ様が増えなきゃいいのだけど。

  • 2005年06月19日(日)14:43:53
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Strahl/Reeper:トラバありがとうございますm(__)m

sugerさん、いつもお世話になっておりますm(__)m
恥ずかしながら私のエントリーは、尻切れトンボで結局何が言いたいのかはっきりしない文が多いのですが、sugerさんのエントリーを拝読させて頂いて「そうそう、これが言いたかったんだよ私は」という気分になっております(だめじゃん、私)

  • 2005年06月19日(日)15:23:35
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Carya:憶測だけれど

新聞記事を読む限りインターネット上でブログ発信するとは書いていないので、憶測ではありますがイントラネットレベルの話ではないかと。
学校のLANという限られた中でブログを持ち、いままで学級レベルで出していた新聞を個人レベルで出せたら面白いじゃないかとも読めそうな。その中でパソコン操作やWebページの作成等の「インターネット関連の知識」や文章でのコミュニケーションの仕方を学べたら、「ITに強い大人になるんじゃないか」という試みへの提案なんじゃないのかな。
お金掛けたけど、メンテナンスが面倒で導入したけど結局使っていませんって事になりそうな気がしなくもない。(笑)

  • 2005年06月19日(日)18:24:40
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sugar:ご意見ありがとうございます。

Caryaさんのご指摘ごもっともで、冷静になって記事を読み返してみたら、インターネットにつなぐとはどこにも書いていませんでしたね。
というわけで、書き直しました。再読いただければ幸いです。
ただ基本は、新たにタイトルにしたように、「初等教育にIT教育は必要か?」というところにあり、洵さんやStrahl/Reeperさんもその辺りはご同意いただけるのではないでしょうか?
記事の繰り返しになりますが、初等教育ではもっと基本的なことを学習してほしい。それがあれば、パソコンの使い方や、ITリテラシーなど中学以降でどうとでもなります。格差に目をつぶるのではなく、格差ができないために、基本的な学習面での体力を養うべきであろう、ということです。

  • 2005年06月19日(日)20:21:20
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Strahl/Reeper:なるほどm(__)m

sugerさん、全面的に書き直されたそうで、お疲れ様ですm(__)m
しかし、いくら閉じられたイントラネット間での「ブログ」とはいえ、そこで「独自のルール(たとえば学校内のパソコンはほぼWindowsということもあり、機種依存文字が飛び交ったりしたり、IE専用タグなんて言うふざけたものを多用したり)」が形成されていくのは非常に困るわけでして、また「イントラネットだから外のネットワークとの交流は少なくとも初等教育現場では考えなくてもいい」ということは言い切れないのではないかと思いますm(__)m 
親としては、子供が何書いてるのかチェックしたいし(笑)、やっぱり紙と鉛筆での意思疎通も大事にしたいかとm(__)m

  • 2005年06月20日(月)08:26:41
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出人:あえて

わたしは、そんなに批判的ではありません。
すべての小中高生が、自分のブログを持つように環境整備するってことに関して。
わたしの子ども頃「絵日記」が必須でしたよ。「「アサガオ観察日記」とか。これをこの時代に今でも続けているとしたら、それはそれが基礎だからという以外にない。デジカメで撮ってブログで発表してなにがいけないのか? 子どもの頃にそういう環境があったらやってみたかったなぁ。
確かに電卓やPCが普及してるからといって、四則演算の反復練習をおろそかにしてよいという理屈はなりたたないと思うのですが、学校で扱うものが、算盤から電卓、PCへと変わっていってもよいと思います。
ブログを目的として生きてるような、ブログオタを育てるのでなく、あくまで一つのスキルとして、あるいはツールとして教えるという考え方だと思います。

  • 2005年06月20日(月)10:29:02
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sugar:最初にアナログありき。古い?

でも、小学生の母親たちはみな嘆いてる。家でもゲーム三昧だって。たまに外に遊びに行ったかと思えば、公園で携帯ゲーム機に向かってる。学校はただでさえ時間数が少なくて、何だかやたらに忙しい。
そんな中で、PCの操作を「初等教育で」教えなくてもいいのではないか、ということなんですよ。身近なひととかかわり合いながら、アナログのツールの使い方を覚えて、それからでもいいんじゃないでしょうか。

  • 2005年06月20日(月)14:19:38
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出人:あえて(2)

「それからでもいい」なんてこともないかな。
それは、今の大人たちが、今まで身につけてきた順序が、
たまたま、それしかなかったってことですよね。
生まれたときにテレビがあった世代と、ビデオがあった世代では、
テレビはビデオとの関わり方が違ってもいいし、
ビデオカメラがあった世代では、映像文化への関わり方が違ってくる、
はずなんです。
音楽に関して言えば、誰も、アナログ→カセット→CD→デジタル音源なんてふうに聞き直せなんて言わない。なにひとつ満足に楽器ができなくても作曲ができる時代になっているのではないでしょうか?
字の上手い下手、点やハネの細かなところを気にしなくても、文章がどんどん書ける機能を、わたしたちはすでに手にしています。きちんと漢字が書けるようになってから文章の訓練をする……なんて段階は必要ないと思います。それはアナログでなくアナクロというのではないかな。
もちろん、だからいい加減にしか書けなくていいとは言っていませんよ。それはそれでやることになんら否定しません。いや、むしろ、こんな時代だからこそ逆に、筆順や点やハネなど意識しないと失われていってしまうかと思います。
スポーツでも、あるいはおそらく他の芸事でもそうなんだと思うけど、直線主義でなく螺旋主義なんですね。攻撃を覚えると防御の大切さがわかる、防御を学ぶとさらに攻撃に工夫がでる。基礎でもそう。基礎しかならわない人間よりも、むしろある程度学習した者のほうが、基礎の大切さを自覚するということもあるわけです。
ゲームを推奨している学校はさすがにないと思うけれど、「ゲーム」だけしてるより、「ブログでゲームのこと語るとおもしろい」の方が、いくぶんマシ……などと言うと、叱られるか。でも、ま、そういうだと思うけど。m(_ _)m
いずれにしろ、ITと教育、ITと子どもは、マナーや性的情報、トラブルなどを含めて、大いなる問題であり、また、残念ながら現実の後追いをするしかないかもしれませんね。

  • 2005年06月21日(火)11:56:59
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sugar:あえて、に応えるべく

賛同が得られるのも嬉しいですが、「あえて」が来るのも、話を次に発展させられる可能性を持ちます。更に発展させるようにしようと鋭意執筆中。しばし待て(笑)。

  • 2005年06月21日(火)23:55:27
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OYAJI:心配な要素が大きいですよね

記事を読んで、激しく同意した後に
出人さんの意見にもすごく共感しているわけですが
私の親は、いわゆるTVゲームなどを全く禁止にして
一切買ってくれなかった親なので、初めてファミコンを
自分で大人になってから中古で買った時には
すでにプレステが発表された後だったりします。
それでもファミコンを持っていないのが原因で
いじめられたりはしなかったですけどね。
でも、この問題は現場の教師にとって相当な負担を伴い
一ネット利用ユーザーの立場から見ても、
かなり不安要素が大きい事柄だとは思います。

  • 2006年12月03日(日)00:34:01
  • URL
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sugar:昨日

NHKテレビでネット社会の~といった番組が生放送されていました。
一部を録画して見ました。番組としてはどうかしらという点もありましたが、まだまだいろんなことが認識されていないし、危険はもはやものすごく近くにあることを改めて思い知らされました。

出人さんの登場を待ちましょうか(笑)。

  • 2006年12月10日(日)13:39:47
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出人:ほい!

刻々と状況は変わるものでして、最先端IT界において、1年半も前の記事を、現在の視点から批評するとは、なんというか、後出しじゃんけんじゃんって思わなくもないですが(笑)、ブログ界で初心者のガイドに熱心で、自ら範たらんとお考えのsugarさんとOYAJIさんからのご召喚ですんで、ちょっとだけ。

昔読んだことのある本に「戦争は日本を放棄しない」という本がありまして、内容は忘れましたが、このすばらしいタイトルは忘れられません。もちろん、憲法を踏まえているのですね。

「ITについて学校教育で教えずに、他の基本を教える」としても、ITは子どもたちを放棄しません。過去にエレキギターを禁じていた時代ももちろんあったのですが、今や音楽の教科書のロックが載っている時代であります。

「初等教育に」とあるので、「小学生に」ということなのでしょうけれど、「必要である、そして、何を、どう教えるかという方法論の確立が急がれる」ということです。

  • 2006年12月11日(月)12:16:14
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その前にやる事があるだろう・・・

子どもはみなブログを持て!

  • 2005年06月19日(日)15:46:50
  • from Unbenannt -名 称 未 設 定-
子どもはみなブログを持て

明るいニッポンの未来はブログから。 総務省が全国の小中高校生がブログを書ける環境づくりに乗り出したそうです。  

  • 2005年06月19日(日)17:02:06
  • from Picasoのぴー
体育の時間は『プレイステーション』で

gooニュースを見ていたら、”体育の時間は『プレイステーション』で”(2005年 6月21日 (火) 16:29)という記事を見つけた。折しも、sugarさんちで「初等教育でIT教育は必要か?」という記事をめぐって、わたしが「あえて反論」などしていた時期だけに、直接は関係ないものの

  • 2005年06月22日(水)04:10:09
  • from David the smart ass
初等教育に、IT教育は必要か?その2

前項コメントの、出人さんの、>基礎しかならわない人間よりも、むしろある程度学習した者のほうが、基礎の大切さを自覚するこれは納得がいく。数I(世代バレバレ(笑))の因数分解で躓きながら、数IIの微積分がとても面白く、しまった!と思った経験に照らし合わせても、あ

  • 2005年06月28日(火)00:55:15
  • from sugar pot
早期教育?

とても興味深い記事だったので、いきなりトラバっておきます。うなずけるご意見ばかりでしたので。それにしても、子どもたちに、ブログを書かせようなんてスゴイことを考える人た

  • 2005年09月24日(土)23:39:45
  • from Seaside Plus(ぷらす)

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